vol.65 タイ駐在あるある

これまでにタイへ駐在された方はすでにたくさんの「あるある」ネタはお持ちだと思いますが、今回はこれからタイ駐在に行かれる方向けに、事前のマインドセットとして記事を配信します。

私自身、東南アジアのタイに2度の駐在した経験があります。今回の記事はその経験談をベースに書いておりますが、あくまで私自身及び周りの印象となりますので、一つの参考と捉えていただければと思います。

この記事を読むと、それぞれの場面で準備がしっかりとできるようになります。今回は職場と住まい、そして外食時の場面を切り抜いてお伝えします。それでは行ってみましょう!

職場(女性強し)

タイの職場では基本的に女性がしっかりしています。というか東南アジアでは結構な確率で女性がしっかりしております。例えば、いろんな会社をみても女性が役職(〇〇マネージャー)に就いていることが多く、その女性の元に何人もの部下を抱えながら仕事をしているのです。現に私自身が働いた職場においても50-60%は女性幹部でした。日本ではまだまだ女性の幹部登用の割合は低いですよね。

そしてタイの女性はたくましいです。中には男性が主夫をしており、職場までの送迎や子供のお世話を主夫がしており、奥さんが一家の大黒柱になっているケースもいくつかみてきました。

現に妊婦さんは出産の数日前まで働いているケースが多いです。『破水したらどうすればいいんだろう』などこちらが心配になってしまうぐらいお腹が大きくなった状態で仕事をしているので、その姿を見ても本当にたくましいなと関心させられます。

タイで働く際は、そんな女性を味方につけるととても心強いです。

住まい(二番手良し)

バンコクのエリアでは特に年々新しいコンドミニアムやアパートメントが建設されております。そんな新築物件に住みたい!なんて当たり前に思いますよね。日本では当然のことです。しかしタイでは新築物件は敬遠されることがあるのです。それはなぜかというと・・・

新築の場合、どんな問題が発生するのか分からないからです。例えば雨漏りだったり、家具の取り付けが甘く倒れてきたり、お湯が全く出なかったり、こういうことは日常茶飯事です。むしろ断言させてもらうと、『日本が完璧すぎ』と思えるぐらい、建物だけとってみても、世界は適当感がありますよね。

ではどうすれば良いのか、答えは簡単です。新築ではなく、二番手で住むのです。なぜかというと、一番手の方がさまざまな問題に出会し、その際に色々対応し解決してくれているからです。一番手の方には感謝ですね。

外食(マイペンライ)

タイで街中のレストランでこんな光景見たことありませんか?
店内にお客さん2人、店員15人みたいな。決して大げさではなく、よくある光景です。

タイ人の方に聞いたことがあるんですが、アルバイト代としてはとても収入が安いみたいですが、テーブルやお酌のサービスなどでお客さんからのチップを期待し働いている方もいるようです。

そしてここでよくあるのは、店員さんの注文間違い。駐在されたことがある人は経験されたことがあるのではないでしょうか。ビールを注文したはずが、コーラとなって出てきたり、水を注文したはずが、コーヒーが出てきたり。こうなっては聞き間違えのレベルではありませんね。

しかしです。タイのみならず他の東南アジアを含め、いちいち気に触っていたら楽しい時間がつまらない時間へとなってしまいます。注文間違えはよくあることですので、許せる状況や範囲であれば『マイペンライ=問題ない』という気持ちで、せっかくの外食の時間をポジティブで楽しい時間にしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。私自身タイへ2度駐在し、今では第二の故郷となるぐらい、本当に好きな国です。
私の周りでもアンケート調査した結果、約7割以上の方がまたタイに住みたいと言うぐらい、みなさん良い思い出をお持ちです。

これから駐在として行かれる方におきましても、東南アジアの中心に位置し、日系企業が約6,000社近く進出しており、日本とも親しい関係を持つタイを拠点に仕事とプライベートのオンオフをうまく使い分け、素晴らしいタイ人スタッフと共に、世界に向けて自社製品の販路開拓を頑張ってください。応援しております。

この記事を書いた人

金子 浩二

金子 浩二

海外販路開拓・業務改善コンサルタント
事業推進するための人材やノウハウ・スキルにお困りではございませんか?
15年間の海外ビジネス経験のなかで、海外駐在を2度経験。最前線で営業マンとして活躍し海外市場を切り拓いた結果、計100社以上の海外企業へ販売を実現。
また計4社で11箇所の部署を経験、業務効率化に尽力。異動引継が多い環境であったため、如何に組織のなかで人材を機能させるかに着目した結果、仕組み化の重要性に気づく。
これらの経験から2023年3月に独立し、GC COMMUNICASTIONSを開業。現在、企業様への海外販路開拓および業務改善という2つの切り口からコンサルティング支援中。

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