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前回のブログでは、お金のブロックパズルについて触れましたが、
今回は応用編といったところでしょうか。
ちなみに前回のブログはこちらです。↓
ではみなさんに質問です。
みなさんは当期も期末を迎え、来期に向けて気合いを入れ直そうとしております。
来期の数字的な売上目標をどのように立てておりますか?
- そもそも数値目標は立てていない
- 前期の10%アップで毎年立てている
- 競合他社の売上規模を目安に立てている
実はほとんどの企業さんが目標を明確化していないんではないでしょうか?
もしくは、対前年比10%などではないでしょうか?
もちろん、無いよりは有ったほうが良いに決まっております。
というのも数字的な目標がないと、そもそもどこに向かっているのか、
また具体的にどのようなことをやれば、目標に達成できるのか、
その算段を考えるようになるからですね。
今回はそんな目標をどのように部署ごとに落とし込めば良いのか、
そんなお話しです。目標なんて営業部だけに設定されれば良い、
そんなふうに思っていませんか?
実はお金のブロックパズルを使うと、部署ごとでやることが明確化し、
数値的な目標を算出することができるんです。
そのイメージがこちら!ジャーン!
売上だけのブロックを見ても、実は売上の構成要素で分解できるんです。
例えば、
- 客数
- 客単価
- リピート率
これらは売上なので、その売上を支えるためには営業部やマーケティング部、そして
商品開発部も絡んできますので、それぞれの部署に数値目標を設定することができるんです。
そして変動費のブロックはわかりやすく、調達部が仕入れ先の変更によるコストダウンや
仕様変更によるコストダウンなどがあります。
さらには人件費のブロックであれば、人事部の出番ですよね。例えば、人を追加雇用せず
既存人数でうまく回せるような仕組みを考えたり、一人ひとりの生産性を向上させるため、
スキルアップ研修を行ったり、ここは人事部として知恵が必要になります。
さらにはその他固定費のブロックでは、経理部が目を光らせて、無駄な経費をかけすぎて
いないか、もしくは家賃が高すぎるので、もっと安いところへ引っ越して経費を削減したり
経理の目を光らせて、事業に必要な経費かどうかをチェックする役割があります。
このように会社全ての部署において、それぞれが担う役割とそれを数値目標に落とせば、
会社全体としての基盤が強くなると思いませんか?
そして一人ひとりが同じ目標に向かって、そのためにはどのような行動が必要か、
そしてその行動が積み上げられるように管理をしていくこと。
違った方向に向かっていれば、それを軌道修正できるような組織の仕組みを作ること。
極論これだけで会社として個人として確実に成長します。
その第一歩として、部署ごとの役割や数値目標をこのお金のブロックパズルから
初めてみてはいかがでしょうか。