皆さんは、会社の数字に強いですか?
私は20代の頃から会社では営業として働いておりました。
営業マンは売上を上げるために欠かせない存在ですよね。
でもそんな営業マンが数字に弱くて、売ったは良いものの、
最終的に利益がどれぐらい会社に残るか分かっていない。そんなの嫌ですよね!?
利益が計算できなければ、売れるためには安易に値引きしよう。
でもその値引きが果たしてどう利益に影響するのかは分かっていないでしょう。
今では一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会の認定コーチとして活動する
私でも、実は20代の頃は上に記載したような営業マンでした。
今思えば恥ずかしい限りです。
そこで同じような悩みを抱えている営業マンや、志の高いビジネスマンに
会計のお勉強の時間です。会計の話となると、一気に話を聞きたくなくなる
と思いますが、安心して下さい。超シンプルでとっかかりやすいツールがあるのです。
それがジャーン!「お金のブロックパズル」です。
ご覧のようにお金のブロックパズルは左から右にかけてお金の流れを示しており、
上から下にかけてお金の残りを表しているものになります。
本日は売上と費用の部分をお話ししますが、構成要素としては
- 売上
- 変動費
- 粗利
- 人件費(固定費内)
- その他固定費(固定費内)
- 利益
この中で営業マンとしては粗利に着目してみて下さい。
というのも粗利が源泉となり、会社の固定費を賄っているからです。
簡単にいうと、粗利がなければ、会社の運営に必要な人材や
その他の運営コストや設備コストも賄えないからですね。
そして、安易な値引きというのも粗利に大きく影響することを
覚えておいて下さい。値引きというのは、売上を減らすという
意味です。売り上げを減らしたからといって、仕入などの変動費
は変わらないため、粗利を押し下げる要因になります。
このようにまずは売上や利益(粗利)が会社全体として
どのような影響があるのか、知ることから始めましょう。
「木を見て森を見ず」にならぬよう、このお金のブロックパズルを
意識して、まずは会計のカラクリを知ってみてはいかがでしょうか。
私も20代の内にこのお金のブロックパズルを知っておいたら、その後の
人生が変わっていたかもしれません(笑)
というぐらいわかりやすくとっかかりやすいツールですので、
皆さんに共有させていただきました。ではまた!
さらに詳しくお金のブロックパズルやキャッシュフロー経営を知りたい方は
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