vol.28 海外出張時の手土産ってどう選ぶ?

みなさんは海外のお客さんを訪問する際、どのような手土産を持参しますか?

海外出張やビジネス会議でお客様を訪問する際、地元のお菓子や食品を手土産として持参することは一般的ですね。このような手土産は、親しみや信頼を示すとともに、相手との良好な関係を築くのに役立ちます。

私も過去に数々の海外出張で様々な手土産を持参しました。その中でも、地域の特産品や伝統的なお菓子が喜ばれることが多かったです。特に、相手の国や地域の特色を反映したお菓子や食品は、相手にとって興味深いものとなります。さて、そんな手土産の一例として、私が持参したお菓子とそのリアクションを紹介します。

無難なチョイス

やはり、海外のお客様への手土産といえば、チョコレートが定番ですね。その中でも、世界中で認知されているGODIVAなどは安心感と信頼性があります。ただし、東南アジアのような暑い地域では、溶けやすいため、移動中には十分な注意が必要です。

また、日本らしさをアピールするなら、抹茶のお菓子もおすすめです。抹茶のクッキーや抹茶のチョコレートは、喜ばれることが多いですね。私の地元である名古屋には、妙香園というお茶屋さんがあり、そこで販売されている茶コレートもおすすめです。ただし、海外への持ち運びには注意が必要ですね。

さらに、日本のおせんべいも海外の方に人気があります。特にみ乃亀のおかきやおせんべいは、日本の伝統的な味わいを楽しむことができます。どれも素晴らしい選択肢であり、心を込めた贈り物となるでしょう。

「ゴディバ」公式サイト

https://www.godiva.co.jp/

「妙香園」公式サイト

https://myokoen.com/

「み乃亀」公式サイト

https://minokame.com/

微妙なリアクション

浜松の名物である「うなぎパイ」は、私も大好きです。その独特の甘さとサクサク感は、たしかに魅力的ですね。

ただ、海外の方にとっては「うなぎ」という言葉に戸惑いを覚えるかもしれませんね。特に、うなぎをお菓子にしたものというのは、彼らにとっては驚きかもしれません。むしろこの場合、あまり説明せずに「日本のおいしいお菓子だから楽しんで!」ぐらいに留めてお渡しする方が良いのかもしれません。

過去にフィンランドのサンタクロース村でのお客様にうなぎパイを持参した経験から、彼らの微妙な反応を覚えています。うなぎに対する理解がないため、さらにお菓子という形態に戸惑いを感じたのでしょう。

日本らしさを伝えるのも大切ですが、海外の方々には馴染みやすいお菓子が喜ばれるかもしれませんね。
彼らにも楽しんでいただけるお菓子を持参することも検討してみてはいかがでしょうか。

「春華堂」公式サイト

https://www.shunkado.co.jp/

番外編〜スタッフへのお土産〜

タイに赴任中で、日本に帰国した際、タイの女性スタッフから常にリクエストがある日本のお菓子は何でしょか? 私の勤務先では、その答えは「ハッピーターン」でした。彼女たちがハッピーターンを好む理由は、その甘さとしょっぱさの絶妙なバランスにあります。日本から3袋ほど購入してタイの事務所に戻ると、約8人の女性スタッフが次の日には完食するほど、人気がありました。

ハッピーターンは、タイの女性たちにとって何よりも特別なお土産です。その理由の一つは、日本の風味と文化を味わえることです。彼女たちは新しい味やテクスチャーを楽しむのが好きで、ハッピーターンは彼女たちにとって新鮮な驚きでした。さらに、職場での小さなおやつとして、ハッピーターンは日常生活にぴったりの軽食です。

タイに駐在されている方々にも、ぜひ一度試してみていただきたいです。ハッピーターンは、日本のお菓子文化とタイの人々の心をつなぐ一部となっています。

https://www.kamedaseika.co.jp/product/happyturn/

まとめ

この記事では、海外への手土産としてチョコレートや抹茶のお菓子、おせんべいなどが紹介しました。
これらは日本らしさをアピールし、心を込めた贈り物となるでしょう。

また、「うなぎパイ」などの日本独特のお菓子も、その独特の味わいと歴史が海外の方々に魅力的に映ることもあるでしょう。さらに、タイの女性スタッフに人気の「ハッピーターン」は、甘さとしょっぱさの絶妙なバランスが特徴で、彼女たちにとって特別なお土産となっています。

異文化間での手土産選びは、相手の好みや文化を考慮しながら行うことが大切です。

この記事を書いた人

金子 浩二

金子 浩二

海外販路開拓・業務改善コンサルタント
事業推進するための人材やノウハウ・スキルにお困りではございませんか?
15年間の海外ビジネス経験のなかで、海外駐在を2度経験。最前線で営業マンとして活躍し海外市場を切り拓いた結果、計100社以上の海外企業へ販売を実現。
また計4社で11箇所の部署を経験、業務効率化に尽力。異動引継が多い環境であったため、如何に組織のなかで人材を機能させるかに着目した結果、仕組み化の重要性に気づく。
これらの経験から2023年3月に独立し、GC COMMUNICASTIONSを開業。現在、企業様への海外販路開拓および業務改善という2つの切り口からコンサルティング支援中。

屋号:GC COMMUNICATIONS
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電話:080-4159-8174